2014年04月26日

発信器が壊れた!

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 測定用の低周波発信器が壊れてしまった。これはオシロスコープで測定するためのサイン波と矩形波を出すための発信器なのです。僕のはもう長いこと使ってるんですが、中古で買った相当古いもので、矩形波だけが出なくなってしまった。矩形波がないと、できたアンプの周波数特性の感じをつかむことができなかったりとか、色々と不便なので修理しました。

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 開けてみると、でかいバリコンが入っていて、これで出す周波数を換えるようになっています。古い古い機械で、もちろん回路図なんてありませんから、だいたいの回路を読んでいきます。サイン波は正常に出ているのでとりあえず問題ないはずとして、どこかにサイン波を矩形波に変換する回路があるはずです。

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 この部分がサイン波を矩形波に変える回路で、回路的にはいわゆる”ただのファズ”です。オーバードライブさせて矩形波を作っているだけの回路です。2SC372という、懐かしい型番の古いトランジスターが3つです。1970年代に汎用品として一番出回っていて安かったトランジスターです。3段アンプのうち2段目から先が信号が途絶えているので、2段目は確実に死んでいます。

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 せっかくなので、古パーツの中から同じ2SC372を使って3つとも交換することにしました。いわゆる”シルクハット型”の古い形のパッケージのやつです。古パーツなので生存チェックだけはしておきます。

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交換してみるとなおったんですが、波形の肩が丸まっていてなんだか崩れ気味です。”ファズ”のゲインが足らないのか?元々はHfeが少ない目のYランクのトランジスターがついていたのでその通りに交換したのですが、初段をハイゲインな2SC1000のBLランクに交換してみると、きれいな矩形波になりました。これで一応修理完了です。

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 電気工作にはオシロスコープ、低周波発信器、ミリバルの3つの測定機器を使っています。全部中古です。でも最低限のことはこれでできます。

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2014年04月24日

;ブログ再開します。

 長らくさぼっていましたが、ブログの方も再開します。
実はその間フェイスブックで色々と書いていたんですが。でもフェイスブックもちょっと飽きてきたんで、徐々にこっちも書きます。

 去年末から作っていた真空管DJミキサーが4台、もう人手に渡っているのですが、皆さん音をほめていただいてます。

 今1台初期不良で修理に帰ってきています。
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 これの持ち主は、部屋がレコードに埋もれるほどレコードを持ってて、アルテックのパワーアンプとJBL D130に繋がれて鳴っています。もともとプリアンプはマッキンC2200を使ってられたらしいんですが、これの方が音がいいと言ってくれてます。ほんまやろか?
 
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 故障は、LRのゲインが不揃いでR側の音が大きくなったということで、とりあえず発信器でサイン波をフォノ入力から入れて、入り口から順番にオシロで跛高値を左右で比べながらあたっていきます。不調箇所から先はゲインが不揃いになりますので、すぐに見つけられます。


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いま、DJミキサー6〜10号機を製作中です。すべてもう行き先は決まっているので、注文は受け付けられません。でもとりあえずDJミキサーは10台で打ち切ろうと思っています。作るの飽きたので。
そのあとも、シーケンサーフィルターやら、CDJ用の真空管ラインアンプやら、長いこと長いこと待ってくれている人がいるので、そっちの方もいい加減作り始めないと。
ラベル:その他
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2014年01月12日

『神よ、守りたまえ』と、FATMAN

 広島と長崎に原爆が落とされたことは、日本人なら誰でも知っていますよね。
原爆には名前が付けられていて、広島のものは”リトルボーイ”、長崎のものは”ファットマン”という名前だったことも、ほんの少しこの世の中のことにも気持ちが及ぶことの出来る人なら知っていると思います。



 これは長崎の原爆についての動画なんですが、アメリカ軍が爆撃機B-29から投下した原爆は浦上天主堂という大きなキリスト教の教会から500mの所で爆発したわけです。空襲警報は出ていなかった。
結果、約10万人がなくなり、キリスト教徒の多い街ですから、15000人程いたキリスト教徒のうち10000人が亡くなったのです。

 この非道な大量殺戮兵器の犠牲になられたクリスチャンの方々は、原爆の光を見た瞬間、胸の前に十字を切って『神よ、守りたまえ』と祈ったと思うのです。あるいは、その時間もなく高熱で蒸発してしまった方々もいるでしょう。
 そしてその1分ほど前、上空のB-29の中では、原爆を投下するスイッチを押す瞬間、アメリカ軍の軍人たちは胸に十字を切っていたのでは?アメリカという国で、たまたまB-29に乗り込んだ軍人全員が無神論者だったという可能性は少ないでしょう。

 1945年8月9日午前11時に、長崎の上空では、ある人は神に祈りながら無差別大量殺戮兵器を投下し、地上ではその爆発でたくさんの人が神に祈りながら死んだのです。

信ずる者は救われるという言葉は、聖書にありますね。リンクしたページには分かりやすく書いてくださっていますのでご一読ください。

ーー引用ーー
また、人はいつか必ず死にますが、死んだあと、神様に裁判を行われることが定まっています。
つまり有罪なら地獄へ、無罪なら天国へ行くのです。
その時、神様から無罪とされた人は「救われている」のです。
私たちが救われる為の条件は人の努力や修行や悟りによるのではなく、ただイエスを神の子と信じることだけが条件なのです。
 イエスを「信じた」時から、神様に罪の無い者とみなされ、神様に守られて、将来の希望が与えられ、互いに愛し合うという、「救われている」人生を過ごし、そして、死んだ先も天国へと導かれて行くのです。
ーー

 実際は、イエスを信じる者が原爆を落とし、イエスを信じる者が1万人もその火に焼かれて死んだのです。

原爆に焼かれた人たちが
”将来の希望が与えられ、互いに愛し合うという、「救われている」人生” 
だったのでしょうか?


 神の裁きはそれでも"God bless america" なのですか?もしもそうでないのなら、世界中で戦争をした者はすべて地獄へ行くことになりませんか? 僕の知る限りでは、仏様も同じです。こと戦争に関しては仏も同じ決定的な矛盾を私たちに突きつけます。

 神様は生きている者の神様に対する身勝手な解釈をどこまで許すんでしょうか?
いま、米軍は全員地獄へ行く、かつての日本軍は全員地獄へ行ったと、どうか神様は人に告げてもらえないでしょうか?『人殺しも場合によりけり、良い殺生、悪い殺生がある』などどもう言わないでほしい。

僕も神様には手を合わせますが、私事ではなく平和を願うことにしています。
『戦争をする者、戦争をしたいと願っている者を裁いてください。』
とお願いすることにしています。一途の希望です。
そこに”国”なんかありません。




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2014年01月09日

TUBE Dj MIXER 3~6号機(第5回)

 6号機、ほぼ完成です。
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 昨日ようやく組み上がって、各部分の電圧もほぼおかしくないんで鳴らしてみましたが、全然駄目でした。3、4、5号機はすんなり動いたんですが。1チャンネルの片側が鳴らないのと、2チャンネルは音が片側が小さい。ヘッドフォンは雷のようなノイズが鳴りっぱなし。これはあっちこっち具合は悪い。
 こういうときはすぐ電源機ってその日は寝る。下手にそれ以上触らない。ここまでは手早く1分ほど、あせっていじるとあっちこっち死んでいく場合もあります。

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 今日は、発信器の正弦波を入れてオシロスコープで信号の途切れどころを探します。日が変わると、あっさり配線ミスやらはんだ不良やら見つけられます。修理完了で無事鳴ってくれました。


 
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2014年01月05日

LED照明とハイブリットカーの話

 最近、LED照明器具が、電気代が高性能なので電気代がお得、エコだということでもてはやされていますが、
笑うに笑えない冗談です。現状、LEDはまだ一般的な蛍光灯に性能で追いつけてはいません。
同じ光の量ならば、同じ明るさならばLEDの方が電気を食います。
僕は普段看板屋をしてますので、『店の看板の照明をLEDに交換して電気代を節約したい』という依頼がときどきありますが、おすすめはしていません。
『電気代の差額は微々たるもの、工事をせずに蛍光灯をマメに交換した方がお得です。』
と説明しています。看板屋をしてる感じでは、現状の屋外用のLED器具が故障無しで5年持つ感じがしない。経験上4万時間なんてとても無理。けど蛍光灯なら3年ノーメンテで持ちますし、球や器具を交換しながら30年以上使える。
しかし、それでも『LEDは電気代が得なはずだ、今そう宣伝してるじゃない?コンビニだってLEDに換えてるよ』てな感じで食い下がる人は結構いて、そういう人のお店にはLED照明を使います。でも騙されてますから。
コンビニは店内照明をLEDに換えて、気にならない程度ですが店内が暗くなっているはずです。

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 これは、パナソニックの建築向けカタログに載っている蛍光灯式の屋内照明のデータです。照明器具の光の量の単位はlm(ルーメン)、効率はlm/w(1wあたりの光量)です。
この器具は8〜12畳用の器具で、光量は9600lm、効率は102.4lm/w、消費電力は89wです。40wの蛍光灯x2、プラス常夜灯か調光器の損失分が9wと思われます。

しかしこれが同じパナソニックでも、LEDだと、、、

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これも同じ8〜12畳用の器具で、光量は5350lm、効率は87lm/w、消費電力は61wです。消費電力は少ないですが、それ以上に光量が大幅に少ないのです。でもなぜか同じ8〜12畳用です。
効率が87lm/wと、蛍光灯器具の約80%、蛍光灯の方が同じ電力で明るいということです。

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 シャープのものはもっと悪く、12畳用で5100lm、写真には出てないですがこの器具は86w食います。一番上の蛍光灯40wx2の器具と比べると、ほぼ同じ電力を食って明るさは約3/5です。

つまり、”LEDは高効率”と言う宣伝文句を見つけたらそれは嘘で、
現状は蛍光灯の方がLEDよりも省エネです。
LED照明は、蛍光灯よりも暗くして省エネに見せかけているだけです。
LEDが蛍光灯より虫を寄せないというのも嘘です。かなり虫がたかります。
なんでこんなことになってるんでしょう?

それは、消費者を騙して高いものを売りたいからです。

蛍光灯の光量は40wで約4000lmぐらいですが、同サイズの蛍光灯型LEDで4000lmの製品は簡単に作れるはずですが今のところありません。なぜかというと40w以上食ってしまうからです。根本的にメリットがないことがばれてしまいます。
LEDの超寿命のメリットは、蛍光灯が自分で交換出来ることを考えると多くの場合メリットではありません。
LED照明は40000時間程度と言われる寿命で故障したら使い捨てです。
これは5年で器具ごと交換しろとメーカーは言っていることになります。
照明のLED化は確実に費用が嵩みます。

ハイブリットカーも同じです。
メーカーは消費者を騙して高いものを売っています。それを国は私たちの税金を投入して補助しています。
 環境を考えるなら、プリウスと同じ大きさなら200万弱のカローラみたいな車のミッション車を2〜30万キロまで修理しながら乗ることです。オートマは1割ガソリンを余計に食いますから。
 そうすれば、ばかでかい高価なニッケル水素バッテリーの大量生産をやめさせて、車の生産台数が今の半分位でたりることになりますから、その方がよっぽど地球にやさしいと思います。







posted by dico at 03:49| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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