2012年05月06日

Peavey session500の修理(第2回)

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 第2回です。死んでいるパワーアンプ部分の修理をしました。とりあえず正常に動作する所までサクッと治してしまおうと思ってたんですが、これが難物でした。結局昨日の晩、今日1日丸々かかってしまった。
 最初はパワートランジスターを交換すれば運が良ければ治ってくれるかもしれないと思ってたんですが、そう簡単にははいきませんでした。
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交換したパワートランジスターSJ6357は,8個のうち1つが非導通で壊れていました。元々の交換修理で付け替えられていた70483100の素性は不明。トランジスターは大概は導通状態になって壊れるのでヒューズが飛んでくれるのですが、非導通で死んでいたのでヒューズが飛ばずに、どんどん連鎖的に他の部分も死んでしまったものと思われます。
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 交換後のサイン波入力波形。上が出力、下が入力。マイナス側が発振しているようです。8Ωで5vぐらいしか出力していないので、数ワットしか出ていません。トランジスターはかなり発熱します。これはメイン基板のほうにもかなり異常があるようです。結局今日1日がかりで、故障箇所を修理しました。10カ所も壊れていました。
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 最初は出力段が非導通で壊れたので、ヒューズが落ちなかったので連鎖的に広範囲に壊れてしまったものと思いましたが、パワー段は2Ω300wに耐える設計で相当タフなので、あるいはバイアスのデュアルダイオードが先に高温にやられて死んだのかもしれません。異常加熱の原因は、このデュアルダイオードが壊れて1.5KΩほどの抵抗分を持っていたためのバイアス異常です。
 結局アンプ部分の半導体はすべて交換しました。ドライバー段のSJE5331とSJE5332は、入手は絶望的なディスコンのようで、手持ちのBD139とBD140に交換しました、その他のトランジスターは2段目が2SA970,3段目はBD139と2SC1815、ドライバー段のリミット回路は2SC2240と2SC970に交換。バイアスのデュアルダイオードは、BD139のダイオード接続x2で代用しました。
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 無事正常動作です。8Ω抵抗負荷でクリップポイントが約26V(約80w)、120v機なので100vではパワーが落ちます。4Ωなら160wぐらいと思います。
 次回はプリアンプの点検修理にかかります。
 
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2012年05月04日

ACETONE

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 今進行中の、PEAVEY SESSION500のポンコツをいただいた時に、いっしょにACETONEのVM-6というボーカルアンプ(今で言うパワードミキサーのようなもの)をもらったんですが、これのミキサー部分を取っ払って、ケースも切って短縮して、ステレオパワーアンプに改造しました。
 元の写真を撮ってなかったんですが、ネットで探してみると一つ古い型の写真がありました。改造前はこれだった物です。
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--つづき--
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2012年04月21日

4人揃ってる!

 

 みんな歳とっておじいさんだけど何にも変わんないですよね。元々そういうことと関係ない音楽なんでしょうね。でも"プログレッシブ"が、懐メロになった。
 結構デビッドギルモアのフレージングとか影響受けて一生懸命コピーした覚えがある。
posted by dico at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器制作関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月05日

契約

 さらにつづき書きます。誰とは言わないが総理大臣のこと。

でもその前に、昨日の風でこうばの建て増し部分の屋根が前の道路まで飛んだわ。5x3mぐらい。夕方から死に物狂いで片付けて、びしょぬれになった工具やらなんやらを、びしょぬれになって運び出してブルーシートかけて、そんなまんまで夜はビレッジでライブして、帰ってきてもう死んでたわ。疲労困憊。風太郎さんにも、ライブ中に『客席に若干疲れた顔の方が約1名』とか指摘されたりして。
 あ〜あ、僕も、風太郎さんみたいに、The Band が言うみたいに、肩の荷物を降ろそうかな?ってふっとおもったり。でも、僕は背負ってすり減って早死にするんで、そんでええわ、、、とかも思う。
 でも今日は復活して、緊急にお願いして手伝い呼んで昼までかかって屋根のなみ板はり直し。3万円の出費。職人やってて良かった良かった。屋根屋に頼んだら10万はかかる。

 気象庁は”今年は春一番は無かった”って、数日前にテレビを通じていってたけど、彼らの都合上の予定通りになかっただけで、昨日のはいつもより少しためが効いてぶっ放された”春一番”だと思うんだけどどうでしょう?気温もいつもの春一番の頃なみに寒いし。

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 どこかのブログ記事で、首相は”消費税増税”を契約して首相にならせてもらった、、、と書いてあるのを今日読んだ。引用元を今探したけど見つからなかったんだけど。あくまで個人的な見解だけれども僕もそう思うのです。首相は街頭で国民に向かって、『この国のシロアリを退治する』と人々と”契約”し、そのまま振り向いて、総理になる後押しをしてもらうために財務省と”消費税増税”を”契約”したのだと思うのです。

 それは、あのやばい目の光です。あれは、根は嘘つきでない人が欲にかられて嘘をついている時にしばしば見る独特の目だと思うのです。
 翼を両方とももぎ取られてしまって、おのれの損得が一番大事な事になった今の”日本”で、欲に魂を投げ出し、道徳から解脱した人の目だと思うのです。
 僕は建築業ですが一人で会社やってて、お金の世界に片足突っ込んで世渡りしていると、身近にもしばしばあの目をしている人がいます。あの目には道理の通った話は通じません。

 京都なら街中あちこちに貼ってある前原さんのポスターの顔写真、あれに手をかざして、顔の下半分を隠して目だけ見てみてください。

 目は嘘をつきませんから。


posted by dico at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器制作関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

ビンテージ楽器

 今日こんな記事を見つけました。

バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?

 すぐ消えると思うので残しておきます。
ーーー引用ーーー
 【ワシントン=山田哲朗】何億円もすることで有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」や「ガルネリ」は、現代のバイオリンと大差ないとする意外な実験結果を仏パリ大学の研究者らが3日、米科学アカデミー紀要で発表した。


 研究チームは、2010年、米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニストに協力してもらい、楽器がよく見えないよう眼鏡をかけたうえで、18世紀に作られたストラディバリウスや、現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。

 研究チームは「今後は、演奏者が楽器をどう評価しているかの研究に集中した方が得策」と、名器の歴史や値段が影響している可能性を指摘している。

(2012年1月4日10時56分 読売新聞)
ーーーendーーー

 ビンテージ楽器に大金を出すのはバカ、、、とまでは言いませんが、確かにあまり賢くないと思います。エレキギターとかは特にそうです。電装がありますから、古いってことでの電装系の音の変化(劣化)はバイオリンの比ではありません。だから、もし”当時の音”を求めているならそれはバカの域に片足を踏み込んでいます。

 アマチュアの場合、多くは『自分に無いカッコよさを金積んで買う』という最悪にかっこわるい事になっています。

 僕もそのことに気付かずに買った古いファイアーバードを持っていますが。でもこれは20代半ばの頃、本気で楽器職人になりたくて独学でやってた事があって、その頃に『ビンテージ楽器の音』を知りたくて買ったものです。でも、22万も出したのにとうとう音を気に入る事が出来なくてピックアップを載せ換えてしまいました。古楽器も電装が新しいと、聞き慣れたレコードの演奏のようなトーンがある程度は出るんですよね。
 この間京都のウーララというライブハウスで、『ノンリバースのファイアーバードなんて今買ったら100万ぐらいする』って店の人に言われたんですが、それでネットで調べてみたら本当に80万とか90万とかいう値段がついてる。ファイアーバードに100万近くも払うなんて、お金をドブに捨てるようなもんです。(=宝石を買うようなもんです)ストラトなんかはもっとひどくて数百万とかざらにある。

 僕の場合ある程度は楽器を自分の欲しい音に作り替える事も出来ますが、普通はそんな事は自分では出来ませんから、巡り会いの運がたよりです。でも、音楽を愛するのなら古楽器を求めるのに別に意味はない事は確かだと思います。

ラベル:ギター
posted by dico at 05:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器制作関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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