エレクトーンの解体!

 今日はエレクトーンの解体をしました。
フライングダッチマンのリー君が持ってきてくれました。彼は本業(副業?)が大型ゴミ屋さんで、時々電子楽器とかオーディオ関係の出物があったら持ってきてくれます。

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 テクニクスのけっこう古い物で、ぴっかぴかの新品同様、リー君いわく”ほとんど使ったことないらしい、、”とのこと。多分故障無しの完動品。しかし、もったいないけど即解体することにします。エレクトーンって、微妙に使えない空気感を醸し出す楽器なんですよね。無駄にでかいし、それにもったいないからって、欲しがってる人探してトラックに積んで持っていってあげるなんてまっぴらごめんだし。
 このブログみた友達とかが、時々『エレクトーンを処分したいんだけどいらないか?』って電話くれたりもするんだけど、わざわざトラックで取りにいってまでも欲しいってほどの物でもないんですよね。リーくんみたいに持ってきてボンとうちに下ろしてくれると、それはそれで値打ちのある物って訳です。廃棄処理に結構費用かかるみたいなんで向こうも助かってるみたいです。代わりにうちの鉄くずゴミを全部持っていってもらいました。
 近所にピアノ専門の運送屋があって、そこで以前は月に2台ぐらい解体して電子部品だけもらってきてたんですが、これまで6〜70台は解体してます。でもさすがにここ最近はアナログ時代ののエレクトーンもなくなってきたみたいでエレクトーン解体は久しぶりです。

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裏蓋を開けてみます。基板の量から、一見、DCO(デジタルオシレーター)+アナログフィルターと思われる感じで、ロータリースピーカーが入ってないので、多分1980年代前半から中頃の物です。最近のフルデジタル式なら、同じ機能でも電子回路基板の物量は少なくともこれの1/10以下になります。

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 解体を進めます。ここまで20分。基板類と鍵盤を撤去しました。ここからはかけや(木槌のおばけ)を使って打撃で破壊していきます。

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 なんか魅力的なスイッチ。

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 打撃破壊により外枠を取り去りました。ここまで開始から30分。

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 足鍵盤と、電源&パワーアンンプ部分を取り去ります。後はスピーカーとスピーカーグリルの布をはずして、丸鋸で木材を10cm角ぐらいに刻んで袋詰めすれば終了です。金属類はくず鉄屋に持っていけば500円ぐらいにはなります。

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 戦利品!

 フルレンジスピーカー3個、1個は打撃破壊でつぶれてしまいました。電線少々と、基板の古IC類です。
IC類は、テクニクスだけあって松下製の古いオペアンプ、AN6551と、AN6552が多数、JRC4558が多数、その他は
STK465(30wx2ステレオアンプIC)が2個
BA6110(電子ボリュームIC)多数
MN3005、MN3004,MN3006(アナログエコー、ディレイ)各数個、、、
ってな感じでした。



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